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これまで心拍数は壁に着いた後、ペースクロックを見ながらしか測定できませんでした。これでは泳ぎながらの計測ができません。また胸にベルトを装着するタイプの心拍計も、測定部位が水中にあると測定できないので、泳ぎながらの測定ができませんでした。
このような問題を解決した心拍計がアクア・パルスです。心拍数計測のセンサーは耳たぶに装着し、赤外線センサーによって毛細血管の脈拍を測定し、ゴーグルに装着した本体から心拍数を音声で伝えます。SwiMP3で定評のある骨伝導技術を使うため、泳ぎながらでもクリアに聞き取ることができます。
心拍数をリアルタイムで把握することにより、適切な運動強度で水泳を練習することができます。運動強度は次の2つの式から計算できます。なお水中運動中の心拍数は同強度運動の陸上運動と比べて少し低くなるため、水中の運動強度も計測値から5%程度かさ上げして考える(陸上に比べて5%程度低く設定する)必要があります。
推測される最大心拍数=220−年齢
運動強度=心拍数÷最大心拍数
○健康維持のために水泳を続けている方へ
50〜60%程度の運動強度で、休憩を入れながら30分程度続けましょう。スケーティングやアンダースケート、ジッパースケートなどバランス系のドリルを中心に行うと最適です。
○ダイエットのための水泳
休憩時に50%を下回ることのない状態で、60から70%程度の運動強度で休憩を入れながら30分続けます。アンダースイッチやジッパースイッチのスイッチ系ドリルを、壁についたら3回深呼吸する程度でスタートして続けると運動強度を維持することができます。
○トライアスロン、マスターズなど大会参加を目指す方へ
普段の練習において、運動強度が高く、短時間で終了する練習と運動強度を下げて長時間続ける練習の両方の特性を知ると効果的です。運動距離が高い練習では100%近くまで上げますが、50%程度に下がるまで十分休憩をとります。一方運動強度を下げた練習では、80%程度の強度にして、休憩後60%程度になったら再びスタートします。
長時間泳げば疲れて心拍数が元に戻るのも時間がかかるようになるため、ペースクロックで強制的にスタートするのではなく、設定した心拍数に回復してからスタートするのが過度な負担にならずお勧めです。
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