2014年4月10日
TIマスターコーチ 加藤幸恵
加藤コーチ

こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。桜は早くも散り初めて初夏に向けての暖かな日々を待つのみですね♪うきうきしています。夏が早く来ないかと♪
今回のサロンこぼれ話は、200M個人メドレーのタイムが8秒も良くなったDAIGOくんのお話です。スイミングの選手育成コースで泳いでいる小学校2年生。
初めてサロンに来たのは12月。小学校帰りのため制服姿で到着し、早く着いたので徐に宿題を始める☆時間までにできるところまで。すごいな〜この子、8歳にしてはしっかりした態度に受け答え、これがDAIGOくんの第一印象でした。
クロールを46秒から30秒にしたい!という大きな目標を持ってサロンに来ました。いやいや一気に16秒???と思いましたが、希望は希望です♪数字で明確に自分の目標が見えていることはとても大事なことです。あとはそこまでのプロセスがもっとも重要になります!!!
4回のスクールで4種目少しずつ修正し、通っているスイミングの練習でも気をつけて泳ぎ、3ヶ月で200M個人メドレーのタイムを8秒縮めました。
この子はもともとしっかりと話を聞く子だったので、吸収も早かったと感じています。質問に対して間違ってたとしても答えが言える子でした。間違っていたとしても「ああ、そうなのか☆」と目をキラキラさせて意識して泳ぐ、もちろん直ってきますよね。気持ちが違いますもの。こうすべきなんだ!とわかって泳ぐのと、ただ闇雲に泳ぐのと雲泥の差です。。。

話の聞けない子に対してはどんなに理論を話してもダメ。聞ける状況をまずはこちらで作らなければなりません。親御さんの協力も必要です。
何となく動きで覚えているだけで全く考えていない子、これが一番多い。何となく泳げたので、タイムが出なくなると何をどうして良いかわからず困惑するばかり。かという私も子供の頃、運動が得意であんまり何にも考えずに「ただ一生懸命」でした。それで結果が出てしまっていたのと、それ以上を望んでいなかったので今もなお考えて動かすことは苦手です。
色々な子供がいて1人のコーチが10人以上に指導をする、というのが当たり前のスイミングスクールの現状。泳ぐことで体力をつけるのも成長期には大事なこと☆しかし、「ただ泳ぐ」「ひたすら泳ぐ」それだけでいいのでしょうか?月謝を払って習っている子に対して泳ぎについて何も教えていない状態で、「ただ泳げるだけ」の子供達を作っている。タイムが出せないのは子供のせい?指導者のせいでしょう、間違いなく。

DAIGOくんだけでなく他にも、1回サロンに来ただけでベストが出た!!という子も少なくありません。毎日頑張って泳いでいるのにタイムが出ず、悩んでいる子供達がほとんどです。コーチには「もっと速く手を回せ」、「もっとキックをしろ」と言われるだけ。それだけで速くなるならコーチはいりません・・・。
種目ごとにどういう動きになっているのか、どの方向に伸ばせば進むのか、タイミングはどうすべきなのか、教えるべきですよ。ちゃんと。幼稚園児や低学年のうちは理解できなくても、3年4年以上であれば大人の話を聞きだんだん理論も頭に入るはず。他のことはさておき、毎日泳いでいる水泳のことであれば余計に知っておくべきです。知っていなければいけないことです。
今までも何度も同じようなテーマで書いてきましたが、未だに変わる様子はありません。水泳だけではないのだと思いますが・・・。もともとの子供能力を活かすのも、新たな能力を引き出すのも大人の仕事です。親であり、コーチであり、先生であり、子供達に関わる大人のやれることです。「コーチ」と呼ばれることの使命感、もっと考えてほしいな。本当に。
子供は素直にコーチに言われたことをやっています。変なフォームで泳いでいるのも、タイムが落ちるのも、伸び悩んでいるのも全てコーチの責任です。どういう風に伝えれば理解するのか、何を練習させれば変化するのか、コーチ1人1人がしっかりと考えて指導していれば日本のスポーツってもっともっと裾野が広がり、すばらしいアスリートが出てくるのかもしれません。
子供の能力は引き出すもの、もともと持っている能力だけでなく、無限に広がる能力を持っています。いかに引き出してあげるか!これが大人のやるべきこと。

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