サロンこぼれ話 第50回 ☆5年ぶりの彼は高校生に☆ TIマスターコーチ 加藤幸恵

 2017年6月10日
加藤コーチ

こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。今回のサロンこぼれ話は、5年ぶりにレッスンに来始めた高校2年の彼の話です。

初めて来たのは2010年、小学4年のとき。選手コースでとにかく泳いでいるだけの子で、タイムが速いわけでもない彼の泳ぎを見ていて親御さんがTIスイムに連れてきました。フォームもバラバラでとにかくただただ一生懸命泳いでいて、マンツーマンレッスンで沢山修正もし、泳ぎについての質問をすることで「へえ、そういうつながりでクロールになるんだな」と動きについて覚えながらのレッスン。とは言え、まだまだ遊びたい盛りで水泳を続けるかどうかもまだまだ本人も親もわからない状態。その当時、彼がどこまで理解していたかはわかりません。中学に入ってからは全く顔を見ることがなくなり、彼が水泳を続けているかどうかもわかりませんでした。

GW前に突然予約の問い合わせのメールがありました!見覚えのある名前。おっ、水泳続けてるんだ!わあ、嬉しいな♪何だかとってもウキウキしました。

「お久しぶりです。高校2年になった本人が自らレッスンを受けたいと言っております。」お母さんからのメール。

小学生のとき以来で5年会ってなかった子が、自分の泳ぎを修正して速くなりたくて今回は自ら船堀サロンに行きたいと親にお願いしているなんて。嬉しい〜!!!!いったいどんな子になったんだろう、楽しみだな〜♪

そして予約の日、高校2年の彼は1人で船堀サロンに現れました。

「こんにちは〜、久しぶりです〜」人懐っこくてお調子者、ときどきコーチに怒られてた少年がすっかりイケメン高校生になって登場です。しっかりと今現在の自分の状況を説明してくれ、自分が思う問題点を伝えてくれました。(結局のところは見当違いでしたが。別の問題点を実は修正しなければなりませんでした。)

「何となく勘で」とよく言います。今までも泳いでいる経緯があるので、自分の何となくの勘に頼って良かれと思って修正したことが大きな抵抗になっていました。そこをしっかりと説明して納得させ、自分でコントロールして意識しながら泳ぐ。簡単なことではありません。特に泳げる彼らは毎日何千と泳いでいるので修正しづらいのが現状です。

「やってる感がない・・・・」その通りです。ガッチリかいていた平泳ぎをかかない泳ぎに変えたので本人は何だか腑抜けた泳ぎに感じるのですから。そのジレンマとの戦いです。「大丈夫、それでいいんだから。信じなさい。かけばかくほど速くなったか???今まで。考えてみなさい。」そんなことを続けて1ヶ月。みるみる彼の泳ぎが変わってきました。

良くも悪くも自分で思っていることを素直に口に出す彼はとっても教えやすく、間違った考えのときは修正してあげ、他の種目と関連性のある内容はリンクさせて教え、そうすると「ちょっとバタフライ泳いで見たくなった、いい??」と自主的に他の種目を泳ぎたがります。自分で言うのもなんですが、導くってそういうことだと思うんです。私たちは偉いわけではありません。間違うこともあります。従わせるのではなく、自分で考えられるように意識できるように方向を教えることが重要だと思っています。

選手コースの練習を自分の意思で休み、船堀に通うこともある彼。それぐらい彼の中でフォーム修正にかける意識が高いのが伺えます。彼の意思にしっかりと答え、夏のメインレースまでにタイムを上げていきたいと思っています。がんばるぞ!!!

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