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スイムキャンプでは、海や湖での水泳であるオープンウォーター・スイムをメインテーマとします。オリンピックの正式種目となったこともあり、オープンウォーターはこれからブームになる兆しを見せています。単調なプールと異なり、海や湖での泳ぎは変化に富んでとても楽しいものです。オープンウォーターで長く、ラクに泳ぐための技術をプールで磨き、海に場所を変えて習得した技術を試すのが今回のスイムキャンプの目的です。
●意識を集中するための技術
海で泳ぐというと、長い距離を泳ぐので泳力が必要だと一般的には考えられます。しかし実際にはプールよりも浮力を得られることから、泳力がなくてもラクに進むことができるのです。バランスがとれていれば、あとは落ち着いて泳げば必ず長い距離を泳ぐことができます。
海で落ち着くために最も大切なのは、意識を集中することです。このためにはフォーカルポイントを決めて泳ぐことが効果的です。そこで初日のプールセッションでは、海で泳ぐときに役立つフォーカルポイントを意識しながらドリル練習、クロール練習を行います。
●海で泳ぐために必要な技術1「まっすぐ進む」
目標地点に向かって泳ぐためには、まっすぐ泳ぐ必要があります。コースの底に線が引いてあり、コースロープが両脇にあるプールでは、ガイドに従って自然に軌道修正することができますが、海の場合にはそうはいきません。従ってまっすぐ進む技術を磨くことが最優先となります。
まっすぐ進むには「伸ばした手の位置を肩幅より広げる」「体の線と平行に手を入水する」「リカバリーの動作において体を回しすぎない」などのフォーカルポイントがあります。これらのフォーカルポイントとスケーティング、アンダースイッチ、ジッパースイッチなどのドリルを組み合わせることで、まっすぐ進むための技術を磨きます。
●海で泳ぐために必要な技術2「方向確認と息継ぎ」
ラクに長く泳ぐためには、方向確認をできるだけしないことが大切です。また方向確認、息継ぎにおいてバランスを崩さないように抵抗の少ない姿勢で行うことも大切です。今回のキャンプでは最小限の動作で実施できる方向確認と息継ぎを、プールにおいてじっくり練習します。海では目標の捕捉の方法などを具体的に練習する予定です。
●海で泳ぐために必要な技術3「疲れ知らずのクロール」
長い距離をいつまでもペースを落とさず泳ぐことをTIでは「疲れ知らずのクロール」と呼んでいますが、これを実現するための技術を総合的に磨くことが必要です。今回はロングスイム・ワークショップの内容を大幅に取り入れ、短期間で効果的に疲れ知らずになるための練習を行います。
●プールで行う、レースを想定した実践的な練習(スピードアップコースのみ)
ドラフティング、ペースライン練習など、「海で泳ごうDVD」に収録されているオープンウォータースイム向けの様々な実践練習を、競泳日本代表も練習する50mプールにおいて行います。
●グアムの「静かで浅い」青い海で実践練習
午前中はグアムの海で実践練習です。まず意識を集中して気持ちを落ち着かせ、プールで磨いた技術を使って泳げば、オープンウォーターの楽しさを満喫することができるでしょう。グアムのビーチは珊瑚礁に囲まれており、満潮でも水深約1.5mの静かで浅い海です。疲れればいつでも立つことができ、波もなく静かな海がグアムの特徴です。
●心拍数、テンポやストロークカウントを使ったスピードアップ練習
スピードアップコースでは、アクアパルス(防水型心拍計)を用いて心拍数を計測しながら練習します。まず心拍数を下げる練習を行い、次にその余力を使ってスピードを上げる練習を行います。またテンポやストローク数を変化させることで、さらなるスピードアップを狙います。心拍計は無料で貸し出します。
●1500mタイムトライアル
キャンプの成果を試すため、最終日前日は海で1500mのタイムトライアルを行います。ブイで設定した周回コースを3周します。途中で立つこともできますので、初めての方でも安心して参加できます。(スピードアップコースは必須、エンジョイOWSコースは任意)
またプールでの1500mトライアルもオプションで提供します(お一人100ドル)。プールのタイムトライアルでは全ラップおよびストローク数を計測し、全行程をビデオに撮影するだけでなく、目標タイムに到達するための具体的なペース配分、および練習方法について提案します。
●オープンウォータースイム検定模擬試験
最終日にはオープンウォータースイム検定の模擬試験を行います。全員参加で、5級から2級まで、お好みの級を選択して本番と同じ形式で実施します。検定の詳細はこちら→
●ジョギング・ランニングのTI:チーランニングの体験
「ラクに泳ぐ」ことがTIの特徴ですが、同じように「ラクに走る」というコンセプトで米国で急成長しているのがChiRunning(チーランニング)です。正しい姿勢により重力移動を最大限に活用するフォームは、ケガをしない走り方として現在米国で急速に普及しています。またバランス、姿勢、体幹を使った体重移動というアプローチはTIと非常に似ており、米国ではトライアスロンを行っている・指導しているTIコーチの多くがチーランニングのコーチになっています。キャンプでは、フォームをビデオ撮影により確認するとともに、効率よく怪我なく走るチーランニングを体験して頂きます。 |